fc2ブログ

【小豆島霊場 子安観音寺で 中風よけの 大根が振舞われた】

131202-1写真
131202-2写真
【報恩感謝の 柴燈大護摩】

今年、最後の大護摩が 焚かれ
数日、ご本尊にお供えしていた 大根を
中風になりませんようにと 祈願し

参って来られた 檀信徒のみなさんに
グツグツ炊かれた 大根が振舞われた。

大根は【大根 時の 医者 いらず】と
言われるほど 栄養たっぷりで
ビタミンC、
毛細血管を 強くする ビタミンPが
多く含まれており 脳卒中には かかりにくい
と、重宝がられている。

【大根炊き】は
鎌倉時代の末に京都の 千本釈迦堂にて
釈迦が 成道を 得られた
12月 8日に行われたのが はじめとされるが

子安観音寺でも もう20年 以上に なる。

なによりも それを聞いて 喜ばれているのが
お釈迦さんだろうし 我が祖師
空海だろうと 思う。

京都や 彼方此方で 行われている 大根炊きは
有料ってのか お賽銭が必要なのが 多いが

子安観音寺の【大根炊き】は
全てが ボランティアの 接待なのだ。

鳥取等の信者さんが 【大根炊き】の為にと
特別、その一画を 小豆島用とし 育成し
12月 近くになると 小豆島ボランティアが
それを トラックで もらいに行き

当日まで 本尊に 供え 祈願し
大釜で 幾度も炊き上げ
参拝者 全員に 振舞われるのだ。

【布施】とは
物と 心との 分かち合いで ある。
仏の 心 [仏心] も 施しの行をしてこそ
始めて 現実のものとなり 具現化されていく。

私たちが 果てしなく 遠くに感じている
【菩薩】とて 実は
[布施行]を 実践している人であり

私たちの 隣にいる人、いや、自分自身が
【菩薩】なのだ。

今回の 布施行は [飯食施][身命施]と
いうのだが また 後で 話そうね。

釈迦は 【人生は 苦で ある】と、言われたが
苦をのけ 楽を与えてもらう 源は
【布施行】であり 施しで ある。

今も 多勢の 菩薩さんたちが
テントをのけ ゴミを 軽トラックで運び出し
昨日の お祭りの 後始末をしてくれている。
合掌
スポンサーサイト



プロフィール

子安観音寺

Author:子安観音寺
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
フリーエリア
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
フリーエリア