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【中途半端な 施しは かえって 仇となる】

万能細胞として ノーベル賞確実とまでいわれた
【スタップ細胞】が 発表されたのは
つい 先日のことだった。

『やれ うれしや。
癌が 発生しようが
手足が損傷しようが これで 治る。

理化学研究所も 国も 全員が一丸となって
1日も 早く 完成させてください』

誰もが 共に 万歳の声をあげ
感涙に 咽んだに ちがいない。

ところが どうだ。

一緒に 研究していたのもたちが
『いち 抜けた』を、やり始めた。

彼女が 華々しく
テレビに登場するように なってから
これが 起きなければいいがと
一抹の 不安があった。

これは 紛れもない 嫉妬、
ジェラシーによる 集団イジメである。

これは 彼女にとって
思いもしなかった 事だろう。
会見、弁明のときの
彼女の 窶れ方をみれば 分かる。

こんな 逸話がある。

修行僧が 【行】のために 深山に赴く。
と、そこに 猿が 顔を出す。

『かわいそうに お腹がすいて居るのだろう』

修行僧は 持っていた 弁当を分けてやった。
猿は喜び 毎日 弁当を貰いに来るようになった。

ある日、修行僧が 弁当を 持ってくるのを
忘れた時が あった。

猿は くれるものと 待っていたが
いっこうに くれる気配すらない。

腹を 立てた猿は 『キー』と、
今まで 可愛がってくれていた
修行僧に 噛み付いてしまった。

修行僧は 驚いて 身を交わしたが
その弾みで 猿は 死んでしまった。

『すまぬことをした。
最初から 弁当を与えなければ
あなたが 死ぬことも
あなたを 殺すこともなかったろうに』

修行僧は 無償の施し 【布施 】を
与えるという 中途半端な優しさを
発揮したことが、
猿にとっても 自分にとっても
不幸な 結果を 招いてしまったのだ。

さて この度の すタップ細胞 問題だが
誰もが 1人を 置き去りにして
自分の 保身に はしった。

中途半端な 施しをし
結果が ついて来ないので
我が身が 逃げてしまったのだ。

内部の ドロドロは 一切、分からん。

失礼だが 彼女が 可愛げがなく
傲慢なのかも しれない。

彼女は 研究の中で 最後の切り札を
出さないがために
『それなら お好きなように』
と、なったのかも 知れない。

『タラ話』で、間違っていたら
お詫びのしようも ないのだが

あの修行僧と 猿の 逸話のように
せっかく 縁あって 共に研究をした
仲間なら

不備があったからと
逃げるような 事をしては ならない。

『ここは 素晴らしいよ』
『あなたの ここは 良くないから
なおそうね』

彼女の お家に押しかけても いい。
一緒に ラーメンを食べながらでも いい。

是は是、非は非として
共に 手を取り合って
1日もはやく すタップ細胞の実用化まで
漕ぎつけて 欲しい。
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