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【 考えさせられる 《 体裁 》と 《真実》 】

住職の 先輩がお参りしてこられた。



141011-1写真

写真.JPG








【袖擦り合うも他生の縁】とやら
全く 私たちの縁とは 不思議なものである。

【檀参】といって 檀家や 信者さんと一緒に
弘法大師 空海の 高野山や 四国八十八ヶ所
巡拝することだ。

今回は 30名で小豆島霊場を お参りをしたのだが
我が寺では 【本坊 子安観音寺】で 昼食を取ったあと、
【小豆島大観音】へ お参りをした。

学校の先生も ご一緒されており
彼が 住職よりも 2年 先輩であるとか
住職と同じ阿闍梨から 仏教の真髄を 学んでいるとか

または わたしの 師僧の事まで 熟知されており
驚きとともに 話に花が咲いた。

以前にも 紹介したことがあるが
わたしの 先輩が檀参拝で 参って来られたときに
大失策を 演じたことが あるのだ。




141011-2image.jpeg

image.jpeg








先輩が 多勢の檀家の人をお連れして
我が 貧寺に 来られるという。

嬉しくって 仕方が無い。

檀家の方が 全員 入れる大部屋を 用意して
今まで以上に 清掃し、お香をたいて
全員に お接待を用意させてもらうべく
待機していた。

『えらい おそいな? 』

待ちながら 小首を傾げている わたしの所に
お手伝いの お坊さんが 飛んできた。

『か カンカンに お怒りになって帰られました』

「ええっ 一体 どうなったのだ ? 」

『本堂の 前で 般若心経を 1巻唱えてから
鬼のような形相で 全員を 引き連れて帰られました』

喜んでいただこうと 用意していた 接待をもって
宿泊している 遍路宿まで 謝りにいった。



141011-3image.jpeg

image.jpeg







遍路旅館につくと 丁度 夕食どきで
お酒も 入ったりして 全員で
1日の疲れを癒していた。

わたしが 訪ねてきたことを 聞いて
真っ赤な顔をして 出てきた顔は 鬼面と化し
今にも 踊りかからんとすべき 気配だった。

美しく 掃き清め 香を焚いて お待ちしていたことは
言わなかった。
なぜか、言いたくなかったのだ。

『なんだ。この 接待は 。
蹴り飛ばすぞ。持って帰れ』

『こんな 物を 持ってくるより
檀家の 皆さんの前で、先輩、ごくろうさま。
みなさまも ごくろうさま、
お待ちして いましたよと 何故、言えないのだ! 』

散々 頭を下げて 非礼を詫び
帰寺の なかで いろいろ 考えた。

1人 1人に 喜んでもうおうと 用意したこと事態が
所謂 【体裁 】を 整えるだけの ことで
【真実】とは、飛び出ていって
よく来てくださったと、先輩に抱えつき
心から 歓迎することだったのだろう。

どうすれば 人は 喜び
どうすれば 体面 ( メンツ) を 潰すか
考えさせられた 出来事だった。

もし、『このような 用意をして
心より お待ちしていました』と、
今、申したら
どんな 答えが 帰ってくるだろう。

合掌
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