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【 般若心経 同事 】



150217-1写真

友人である 中国の管長さんが
もう1つ 大きな寺の管長に就任なさり
わたしたち 夫婦は 大喜びでお祝いにいった。

当日は 多勢の人たちが お祝いに来られ
かえって 失礼になっては いけないと
数日 日をずらしていった。

それでも 大寺の住職、大変な 訪問客だ。

『遠いところから 駆けつけてこられ、
また 過分なる 御祝いを ありがとう』

多分 こう仰るだろうと 管長さんの回答を
考えながら お祝いの 包みを手渡した。

ところが『ありがとう』は、良かったのだが
確かめもしないで 右から左に
メガネをかけた 共産党の女性に 渡してしまった。

それで いいのだが 何か 釈然とせず
次回 お出会いしたときに
『あれは 日本では 失礼になる』と、迫った。

管長さんは あっさりと 切り捨てる。

『日本では お坊さんが
いちいち 『あの人は 幾ら下さった』と
お包みの中身を 見るのですか?

中国の お坊さんに そんな人は いませんよ』と。

『領収書が いるのですか? 』
とでも 言われそうだった。

仰るこおとは よく分かるのだが
右から左には とても 釈然としなかった。

『 管長さんと 同じ 立場にたったら
あの時、わたしだったら どうしただろう ? 』

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【 同事 】という 事がある。

相手と 同じ立場に たって
物事を考えたり 行動したりすることである。

絵本なんかで
空海が子供に いろはにほへとと 教えたり、
良寛さんが 鞠つきをしているのを 目にする。

どちらも 目線を 子供のところまで
下げて 一体となって行動している。

これを 【同事】という。

これも 何度か 我がことを 紹介させて貰った。

何年か前に 腰痛をおこして
車椅子で 青森まで行ったことがある。

最初は 照れ臭くて嫌だったが
飛行機の 乗り降りも 綺麗なお嬢さんに
椅子を ついて頂いて 甘えてしまった。

八戸という 町で 海鮮市場に ご縁があった。

採れたての カニや 海老が 販売されている。
ところが わたしの方が ギョッとしたのだ。

わたしの 車椅子の 目線に 並べられている
カニや 海老は 向こうから わたしをみているのだ。

『ああ これが 子供の 目線なんだ 』

子供と 話すときは 腰をかがめ 足を 折って話す。
こころでは 分かっているのだが
車椅子に 乗るまでは こんな風に 見えるなどと
考えたことも なかった。


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目上の人と 話すときは
謙虚な気持ちで その人の 良いところを
見習おうと 少し 背伸びをする。

目下の人と 話すときは
心も 身体も その人のところまで
降りて行って 同じ目線で 行動をとる。

しかし 妙なもので
目上の 人と 話す段階では
変に 卑屈になり 自然と へりくだってしまう。

そのくせ 部下や 目下には 傲慢な 態度をとり
意見を押しつけようと する。

実際 偉くないので
舐められまい、軽く みられまいと
そういう 行動を取るので在る。

その人が 優れているか 否かは
自分が 採点するのではなく
人さんが してくれて
第三者に 報告してくれる。

空海や 一休さんや 良寛さんたちが
子供たちの ところまで 降りて行って
一緒に 遊んだからといって
誰が 『あの人は 馬鹿だ 』と 言ったりするだろうか?

中国の 管長さんの 一件も
もっと お互いに 同じ目線で 話しあえば
親善を深めることが できたのではあるまいか。
合掌

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