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【 潮干狩り 】

春風の頃、島に 来た孫たちと 貝を掘りにいった。

本来、自分が掘った貝は 『私のもの』。
隣りの 籠は『あなたの貝』。

やれ 『私の方が 沢山 取った』
『しかし 私のは 大きなのが沢山ある』と、
大変なのだが、


120406-1写真


120406-2写真

誰から 言い出したのでもなく、
取った貝は 一カ所に集めて 増えていく。

【競争の原理】ではなく、
【協力、友愛の原理】である。

【絆】

今年のテーマだが、ジジはあることを 思い出す。

高野山の巡回布教師になって 始めての年に
( ジジの30歳ぐらいの時だったのだろうか)

昨年、未曾有の大震災が起こった 東北地方に辞令がおりた。

一日の 説教が 終って ホッとして居ると
支所のお坊さんたちが ジジの所に来られて

『能化さん 《 布教師の事を のうけ と云う》
この辺は 何も お持てなしをする所が無く
せめて、名物の温泉にでも
お連れしよと思いまして』と、仰る。

まだ 若く 温泉に そう 魅力も無かったのだが、
無碍に断るのも悪く ついて行った。

ところが どうだろう!
行ってみると その温泉にて
毎日、素晴らしい 《ショー》が
催されていて 老若男女で押すな押すなの 大盛況なのだ。

次から次へと 催される ショーに 魅了される。

そして、目を凝らしてみると、
1つの ホテルや旅館が この温泉をやっているのでは無く

《A》の ホテルも《B》の旅館も《C》も《D》も 、
とに角 近辺の宿泊所に泊まった客は

全て 其処に 送り込まれ そこで、疲れを癒すのである。

利益の 配分なんかは ジジの知った所ではないが、
全ての宿泊所が 1つになり
協力しあい 連帯して 客に接するのだ。

どの ホテルでも 旅館でも
『俺が 俺が ! 』『うちの ホテルだ~け 』と両手を広げ
客を 外に出さないのが 世の常だが、ジジの目からは鱗が落ちた。

そして、この歳まで いまだに
感激 感動したものの、1つとして 覚えている。

『あの 温泉は いま どうなって居るだろう? 』
『あの 連帯感は 今、どうなって 居るんだろう ? 』
『地震は大丈夫だったのか ? 』

ジジの 色んな 心が 錯綜する中で
協力しあった孫たちの 籠は
彼らの希望のように 大きく 膨らんだ。


120406-3写真

合掌
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