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【生かされた 人生、大切に おくろう】

今日も 炎天下の中、蝉が 鳴き続けている。

10年は 一昔 ああ 蝉の声
友達も みんな いる んん 楽しいよ ♫

寺の 下に 同級生の お家があり 、ジジも よく 遊びにいった。
蜘蛛の巣が 張り、傾きかけて 今は 誰も 住んでない お家の 庭先で
今年も やはり 蝉が 鳴いている。

お家は 5人 家族で お父さん、お母さん、おばあさん、本人と 弟だ。
お父さんは 石屋さんで 朝早くからから 弁当を 持って 山にいった。
お母さんは それを見送ってから パートに 出かける。
おじいさんを 亡くした 目が見えにくい おばあさんが 1人 留守番だ。

友人の お家には ミカン畑があり、友人と よく とりに行ったのもだ。
おばあちゃんは 見えにくい分、耳が 凄く 発達している。
『だれですか? うちの ミカンを ちぎって いるのは ? 』
『逃げろ ! 』
『えっ 逃げるの ? あなたの うちのでしょう? 』
『とにかく、逃げろ ! 』
『わー ! 』

今も 枯れたまま みかん畑は ある。
もっと もっと 広かった気がしたが、猫の額 みたいだ。

ここで 友人が こうして わたしが こう言って、お父さんが山から帰ってきて
おばさんが お茶をだして くれて……。
追憶が 次々と 湧いてくる。

おばさんが 若くして 仕事場で 急に 亡くなった。
おじさんは 家を守り 糖尿病を患い、足を切断した挙句、亡くなった。
同級生も 学校を出て 意気揚々と 出て行ったが 大阪で 孤独死した。

ジジだけが 老いさらばえながら、生かせていただいている。

《としつきは 百代の仮客にして 行き交うも また 旅人なり》
この 数十年、一体 なにをして 暮らしてきたんだろう ?

目の 見えない おばあさんも、おじさんも、可愛がってくれた おばさんも
友人も だれも 居ない。
友人の 一家は あの頃が あの時間 空間が
1番 楽しかったに 違いない。

せっかく、生かされて この現生で生活を させて頂いている。
その 期間も 無常の風が 吹いて お大師さんが 『おいで、おいで』と
手招きなさったら、いくら オリンピックを見てようと、韓国ドラマを
みてようと、容赦なく 次の 世界に 行かなくては ならない。

その 《一刹那》《一刹那》を 大事に 過ごさなければならない。
臨終を 前にして 『あれも して置けば 良かった。こうして おけば良かった』
では 向こうに 行っても、悔いがのここる。

ただ、誰もいない倒れかかった お家の 庭で せわしげに 蝉が 鳴いている。
今日も 暑い 夏だ。
合掌

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