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【お盆参り】



今日が 第1回目の 最終の日で トータルで約 1000km 走っていた。
天橋立から その近辺をまわる コースだ。

『ああ、この先達は このような事を 教えてくれたな』
『一緒に 遍路をした時には、あんなに お元気だったのに』
遺影を 見ながら 若き時代を 回想し 1人1人 心より お礼をもうした。

小豆島の場合、出張は 最終の船が 大問題だ。
この時間に あわせて スケジュールを組まなければならない。

フェリーターミナルに 着くと 少し 時間が あった。
フェリーの 専務さんの お墓まいりを する事にした。
時間が あるとお参りをさせて頂くので 場所は、よく知っている。

御殿のように 立派だが 雑草がおい茂り お花が 1本も立っていない
心も 土地も乾き切った 墓地の群れを 通り過ぎ、現地につくと
墓地 いっぱいに 水で 潤い 綺麗な花で 囲まれた 墓が 顔を出した。

当初、フェリー は 個人会社の持ち物で、この地に フェリーが 着くのか
つかないとか、そんな時に 専務さんが 1人で 乗り込んできた。
地域の 有力者を 説得し、激論を交わし、とうとう航路権を獲得したのは、
専務さんの 功績 大であった。

● お客さんは (島民、島外 関係なく ) 大切にせよ。
● 地域産業 発展のために 尽くせ。
特に 海~船という 大きなハンディーを持っている 島民にとって
それは 大変な 喜びであった。
● 島の 特色である 遍路巡拝を 活性化せよ。

兎に角 専務さんは よく 小豆島にきた。
『あ、専務さん、今日は ゴルフですか? お相手は? 』
『今日は 霊場会 ですね』
『トラック 組合』
『観光協会…』

そして、フェリーターミナルまで 着くと、必ず 専務さんが居た。
手作りの マズイ コーヒーを 啜りながら 雑談をし フェリーを待った。
ジジ だけでない。
くる客 くる客 365日 接待したら、大変だ。
しかし、亡くなるまで それを続けた。

時代は 移り 専務は 亡くなり、入れ替わるように 大手の会社に変わった。
会社の 方針も すっかり変わり ( お仕事だから それで良いのだが)
専務の 特色が払拭され 今まで 培って来たものが 全て 反映されなくなった。

専務の 努力が 水泡に消えた今、島民も 遍路も 業者も
待合所に 専務の姿はなく 在りし日の 思い出を語っても 余りに寂しい。
事務所に 尋ねることも 無くなった。

墓前に 手を合わせて はっきり言える。
『専務さん。あなたは お観音さま そのもの だったのだ』と。
そして、あの…慈愛に満ちた お顔も 慈悲の心も
全てが 観音の 化身だったのだと。

今、お顔をだして 欲しい。
声をかけて 欲しい。
和やかに 微笑んで ほしい。

心 まずしくなった ジジたちを もう一度 奮い立たせるために。

合掌
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