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【ここにも お大師さんが 居た】

121113-1写真

『何という タイヤを 履いているのですか』

ドラマは ここから 始まった。
但馬で 最大 運輸会社の 社長が 仰った。

御社に着いた瞬間 社長の 発した言葉だった。

事実、ジジの乗っていた車は
タイヤが 摩耗して ツルツルだった。

嘘も隠しもしない 昨夜の話だ。
【タイヤ館】という タイヤ専門の店を見つけ
タイヤ交換を お願いした。


ところが 適応するタイヤがなくて
交換するには 2週間 ぐらい必要であると。

会社を出て 30分 ぐらいして
社長から 電話が かかってきた。

タイヤが 見つかったので 直ぐに帰って来いと。

ジジは 思わず涙が出そうに なった。

ジジを 中心に 寺が、 社長や会長に対して
言うに いえない 不義理を しているのだ。

代表権を 長男に譲った 会長は
身体 一つで 今の会社を 起こし
今の会社の 礎を 築いた。

質素な構えの ご自宅をみれば、
これまでの 辛苦が 伺われる。

ここから 先の 事件は ブログにも載せた。

会長は 参拝しても 何の変哲もない大観音に
自分で 育てた 【モミジ】を2000本 植える
許可を 打診した。

こんなに 嬉しい事はない。
1も 2も なく お願いをした。

苦労をして 会社を 起こした会長である。
2000本の モミジを 人任せに 業者に
依頼するでなく、ご自分で 植えたのだ。

あるときは、ご夫婦で。
あるときは、社長 ご一家 一緒に。

2000本 だから 何日も 何回も 通った。

ところが だ。
大観音の 草刈りの時に 間違って
折角の 苗を 残らず 切ってしまった。

会長は
『ああ、苗を支える 支柱がなかったから
植わっているのが 分からなかったのか』と
また 1から 何日も 何回もかけて
植樹してくださった。

事件は それでは 終らなかった。
昨年から 住職が 【花の 大観音】をうたい
【芝桜 】2万 6000本の 植樹が 始まった。

言いわけでは ないが 【言い訳か ?】
全てが ボランティアの方の手伝いだった。

再び 間違えって 折角の 【モミジ】の
一部を 再び 刈って しまったのだ。

当然の事だが さあ会長は 烈火の如く怒った。

中に立つ 社長も
『あの 苦労人の 真面目で 誠実で
決して 怒らない 会長が 怒るなんて…』
修復 不可能 と 言い切ってフェリーに乗った。

『小豆島には 二度と再び 来ないであろう』
会長は それ以来 一度のお参りもないが
その流れの 今日だ。

その 30分の 中で 社長から 会長への
電話があった。

小豆島大観音の 坊さんが 来られて
カクカクシカジカだと。

『うちにある 新品のタイヤで
一刻も早く 修理してあげなさい』

会長から 指示があった。

タイヤ 4本を アッという間に修理した。

『ここにも お大師さんが 居た』
ジジは 目を真っ赤にして 呟いた。

【恩讐の彼方に…】

いや、そうでは なかった。

【こだわらない 心】
もう、終ったことではないか。

幾ら 怒っても 切ってしまった
モミジが 美しく 紅葉することはない。

もう 済んでしまった事ではないか。
心に 平常心を 持つには
更に もう一度 植樹を し直す以外にない。

皆さん、どうだろう。
一度ならず 二度までも 自分の心を刈られ
更に もう一度 植えると 仰る。

私達だったら この屈辱にたえれるだろうか?
【忍辱の 行】忍耐…
その お勉強を させられた ジジを載せて
新しい タイヤを履いた 車は 道路を
滑って ゆく。

そして、その姿を お大師さんは
笑顔で それを 見送った。
合掌
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