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【認めて貰えなくても 善果を 積もう】

130201-1写真
ジジには 忘れられない 同級生がいる。

成績優秀で 美男子で そのくせ
手の付けられない やんちゃ坊主だ。
授業が 始まって 間もなくだった。

『 むらがき ~』
背後から ジジを 呼ぶ声がした。
声の主が 誰が 一目瞭然に 分かった。

ジジは 聞こえない ふりをした。
『むらがき ~』
もう一度 声がした。


その 声も 無視しようと 思った途端、
ガラガラ~ と 席を立つ 音が聞こえる。

彼は 授業中にも 拘らず 私の横にきた。

『お前、この娘の ファンだろう?
ブロマイドを 持ってきてやったよ』

当時、ジジが その女優さんに夢中だった
事は クラス中、誰もが知っている。

『ありがとう…』
狐に つままれたような顔で 彼の顔をみた。

なんと その顔は やんちゃ そのものだが
天真爛漫とした 顔で 笑った。

高校を 別にして 彼と疎遠に なったが
卒業間際に 彼が 教師とイザコザを起し
退学に なったと 聞いた。

『彼は 悪くないよ。友人を 庇ったんだ。
もう1ヶ月で 操業できたのに』

同級生は 悔しそうに 言った。

『卒業 云々よりも 友人を庇うことの方が
大切だったのだろう』

大学に入り ジジが 軽音楽部に入部し
楽器を持って 走り歩いていた頃、
偶然に 彼と 再会した。

彼は プロの ドラマーとして
活躍していた。

ジジの顔を 見たとき ニコッと笑った。
あの 幼き日、悪ガキの顔で
心の底から 破顔した あの顔だ。

なに1つ 変わっていない あの顔だ。

【影は 影に 随って 直く
響きは 声に従って 応ず】

影は その物 そのままに でき
こだまは 声の 大小 そのままの響で
跳ね返って くる。

空海は 当然の事と 申しつつ
ごの中の 現象は ソックリそのまま
現れるように
人間の 行為も 良い行いをすれば
後で 良い結果となって現れ(善因善果)

悪い行いをすれば 必ず あとあと
悪い結果を 見る( 悪因悪果)。

誰にも認められず、誰にも感謝されなくても
自分自身が 満足して 笑顔を浮かべるような
毎日を 送らねばならない。

あの やんちゃ坊主の 同級生も
授業中の時の笑顔も
ドラマーとして会った時の 破顔も
なんの 屈託も 疚しいところがない
純真な 笑顔 だった。

人間の 1つの行動を 見て
その人間の 価値の 是非を 問うのも
どうかとも 思う。

ジジは 未だに 思う。

彼の 心も 行動も 言葉も
【仏さん】そのもので あったに違いない。
合掌
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