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【ホタル】

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『ジジ 蛍狩りに いこう』

孫たちに連れられて 見に行くことになった。

兵庫県芦屋市は 有馬温泉 山麓を源に
芦屋川という 1本の川があり
瀬戸の海に 注いでいる。

川と 海との合流点では 貝がいて
休みの日なんかは 大勢の人が
潮干狩りを 楽しんでいる。

牛に引かれて 善光寺参りをしたところは
芦屋川のずっと 上流だ。

『アッ ホタルだ ー』

山川草木 全て清らかな その場所から見る
ホタルの 光は 何とも幽玄で 美しい。

『アッ ! あそこにも 飛んでいる』
『向こう岸にも いる』

目を凝らしてみると あたり全体がホタルの光、
まるで 天国にさいた 満開の花のようだった。

『こんなに 美しい世界が まだ残って居たのだ』

身も心も 洗われた 気持ちで 家路につく。

ところが、ママのうちの 1人が
携帯電話を 落としたと 大騒ぎ。

ジジは 危ないからと 私を残しで
捜索隊を 繰り出した。

1時過ぎまで 探したが 空振りに終わったようだ。

朝に なると ジジの 出番だ。
爺さんが 川に行っているのを聞き
ろくろく 睡眠も取ってないだろうに
みなさん、駆けつけてくれた。

その日が 日曜日もあって
まだ薄暗いあいだから 人の 往来が激しい。

1人の 登山者が 何でもない顔で
ポイと ゴミを 川に投げ込んだ。

『エッ ? 』

ゴミが 落ちてゆく 方向を凝視すると
辺り 一辺、ゴミの山。

あちこちに ホタルの死骸が 散乱している。

昨夜の 身も心も 洗われた感激は
一体 何だったのだろう ?

【無受】

[無]
物が ないという 意味では ない。
『こだわるな よ』と、考えればいい。
般若心経で [無]が出てきたら、
こだわるな を当てはめてみれば

意味が 分かりやすく なるだろう。

[受]
それぞれの 受ける 感じの事をいう。

[無受]
その時、その時、同じものを見て
私たちの 感じ方も 変わってくる。

肉体や 感じたりする 精神と言った
形あるものは 最終的には、
[無]に なるのだから

物事を 『あれだ』『これだ』と、
決めつけることは 良くない。

世の中、みんな いい加減なのだから
いちいち 拘って いては いけないよ。

般若心経 【無受】のなかで
釈迦は 私たちに そのように 教える。

芦屋川という 川は 有馬温泉 山麓を
源として とうとうと 瀬戸の海に
注いでいる 1本の川だ。

その 同じ川が 昨夜見た 川と
今朝見た 川は こんなにも 違うのだ。

人間の 見た目、受けた心、感じ方も
虚ろなもので 全て 変わってゆくのだ。

後から 聞いた話では
捜索隊が 解散した 後、
パパが 仕事から 帰ってきて

出勤まで 暗闇の中を 探したそうだ。

みんなに 思われて 可愛がられて
しあわせ だね。
合掌

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