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【母の日の プレゼント】

140511-1写真
母の日ですね。

感謝の気持ちを こめて
お母さまに プレゼントをしましたか ?

友人が
『お婆さんに何をプレゼントするのが喜ぶか』
兄弟で相談して 『いつも ありがと』と手渡すと
大変 喜んでくれた と、目を細めた。

それが わたしには 羨ましかった。

父の68歳 母 62歳で 鬼籍の人と 相成り
【孝行を したい時には 親はなし
墓に 布団は 着せられぬ】
とは よく言ったもんだ。

うちの両親は 逆転していて
老僧は 仏のような人、
反して 母親は 非常に怖い 存在だった。

常に 『人のために 世のために』が 口癖で
小豆島八十八ケ所参拝の お遍路さん全員に
【おうどんの 接待】を 始めたのも母親だ。

今は 遍路だけでなく
観光バスが 乗り付けてきては
美味しい接待を 心ゆくまで堪能しては帰る。

昔、源信という 高僧がいた。

子供の時から 聡明で頓知のとんだ少年だった。

『1から 10まで 数えられるか?
さあ、言ってみろ』

修行僧の 言葉に 『ひとつ…ふたつ…』と読んだ。

『どうして ひとつ、ふたつと
みんな 【つ】が つくのに どうして
10だけは つかないんだい ? 』と 。

それに あっさりと 言い負かした。

『そりゃー 5のときに 〈いつつ〉と
2回 いっているからさ』

修行僧は 余りの聡明さに 脱帽して
源信の 母親を説得し 彼は 出家得度をした。

15の 御歳に 宮中で 村上天皇と あい
天皇は 彼の利発さに驚き
沢山の 褒美とともに
【僧都】という 高い僧階まで 賜った。

『わたしは 天下に 名声を博した。
母も きっと 喜んでくれるだろう』

母を想う 源信は 自身の出世を
どんなにか喜んでくれるだろうと
勇んで しらせた。

その母からは 1通の手紙が着ただけだった。

【後の世を 渡す橋とぞ 思いしに
世渡る僧と なるぞ悲しき】

彼は 母の思いが 瞬時に分かった。

『あなたを 仏門に入らせたのは
苦悩ある人々を 救うため
世のため 人のために尽くす あなたに
なって 貰いたかった ためです。

ところが どうです。
あなたは 冥利を求め 処世の道具に
仏法を使うという
なんと 浅ましい坊主に なり下がったことか』

浮かれる心を 見透かされた
母の 恐ろしいまでの叱責に 悪夢から覚めた
源信は 戴いた数々の褒美を 手放し、
最高の栄養 【僧都】の僧階まで返上した。

【報恩感謝】という 言葉がある。

その恩徳に 感謝して
受けた恩に対して 自分のできる限りの
お返しをしようと 思うこと。

お母さまが お元気で活躍されている人も
とっくの昔に お浄土に旅立たれた人も

母が 何を教えてくれたか?
何を どうすれば 1番 喜んでくれるか?

その 教えを実行することが

カーネーションと同じくらいの素晴らしい
【母の日】の
プレゼントになるのでは あるまいか。
合掌
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